'65 *IRON ROD* XLCH
(2006 YOKOHAMA HOT ROD Custom Show出品)
owner: ★ Wanted!!! ★
builder: Haruhisa Kawazoe
[SPECIFICATIONS]
*65XLCHオリジナルフレーム加工(ネック5度レイク&ワンオフハードテイル)
*エンジン、トランスはブラスト&耐熱つや有りペイントを施しながらフルリビルド
*インディアンチーフ用ガスタンクをナロード加工
*ワンオフハンドル、ヘッドライト、シート&フェンダー、へダース他
*HD純正マグネトー、レプリカVLスプリンガー、インナースロットル
*Firestone5.00x16タイヤ、F3.00x16、R3.50x16リム(ブラック半つやパウダーコート)
*ペイント、本皮シート製作予定
[COMMENTS]
 開店当初(1999年!)に購入した1965年式XLCHのオリジナルパーツを多く残したベース車輌から2006年に製作開始!当店としては初めて製作しているお客さんのオーダーではないコンプリートカスタム車輌です。
 ということで個人的に今乗りたいものを作っています。 コンセプトはずばりホットロッド(ラットロッド)です。そんな車を持つのは現段階では無理なのでラットロッドに乗ってる気分を味わえるハーレーを作っているつもりです。いわゆるボバーではありません。あくまでホットロッドです。ハイ。
 30年代、40年代の車輌を基に作られるホットロッドなんで 使うパーツも当時の雰囲気を出すものを使ってます。ボバーならピーナッツタンクの様なシングルのスモールタンクを使ってもいいのですが ホットロッドはそことの違いを出すためやはり昔ながらの分割タンクです。あくまで個人的にですが、、、
 昔からインディアンのガスタンクを使ってみたかったので限界までナロード加工をしてエンジンに被るように装着しています。インディアンのタンクは横から見た前傾していて直線的なスピード感があるデザインがホットロッドにぴったりです。上面のフラット感も適度な幅と共に車体の低さを強調します。
 ヘッドライトも敢えて大きなアーリースプリングフォークタイプを選択していますが 極限まで低くマウントするため90度回転させ三日月の様に「欠けた」加工をしています。ヘッドライトの照射範囲を保つため必然的に今回はプロジェクションランプを使って光軸を調整しています。この部分だけがビンテージ感が欠けるものになっていますが反面 特徴的な顔を作っています。
 その他リジッドビッグツインタイプの鋳造アクスルプレートを敢えて使用したり、ワンオフ「超重たい」ハンドル、シート&リアフェンダー、コレクトへダース、キックスタンド、マッドフラップフロントフェンダー?(簡単脱着)など「昔、モーターサイクル版ホットロッドが作られていたら?」と考えながら製作してます。